業務内容・職責
1.業務内容
福島第二原子力発電所の廃止措置に伴い発生する解体撤去物について、クリアランス制度の適用に向けた技術検討や仕組みづくりを担うポジションです。企画立案から実行、評価まで一貫して関わりながら、関係部署と連携し、廃棄物の適切な処理・処分の実現を目指します。
・解体撤去物へのクリアランス制度適用に向けた技術検討および運用の仕組み構築
・クリアランス認可・確認申請書の作成、審査対応に関する業務
・放射性廃棄物でない廃棄物の適用可否や適用範囲拡大に向けた検討
・構内保管品の管理および将来的なクリアランス対象物の整理
・業務プロセスの改善や標準化による合理的な業務運営の推進
技術検討業務が中心となるため、専門性を深めながら、複数の関係部署と協働してプロジェクトを前に進める役割を担います。入社後はチームリーダーと連携しながら業務を進め、徐々に企画立案や調整業務を主体的に担当いただくことを想定しています。
2.職責
入社後は、クリアランス制度適用に向けた技術検討と制度運用の基盤づくりを中心に担当いただきます。関係部署との調整や申請業務にも携わりながら、プロジェクト推進を支える役割を担います。
・解体撤去物へのクリアランス制度適用に向けた仕組み構築の企画・検討
・クリアランス認可・確認申請書の作成および審査対応の推進
・業務の標準化や改善提案を通じた運営体制の整備
・放射性廃棄物でない廃棄物の適用拡大に向けた調査・検討
・関係部署と連携した技術的な課題整理や合意形成
当初はチームリーダーと相談しながら業務を進めますが、経験や知識を活かしながら、将来的には制度適用に関する技術検討を主体的にリードしていただくことを期待しています。影響範囲は発電所内にとどまらず、本社部門を含む複数組織に及ぶため、調整力や論理的な説明力も活かせる環境です。
3.採用背景
福島第二原子力発電所では、廃止措置の次の段階として設備解体が本格化しており、発生する廃棄物の処理・処分方法の確立が重要なテーマとなっています。なかでもクリアランス制度の活用は、廃止措置を安全かつ効率的に進めていくうえで欠かせない取り組みです。
現在、クリアランス制度適用に向けて、放射能測定評価方法の確立、インフラ整備、認可申請対応などを推進するサブプロジェクトが本格的に始動しています。一方で、過去に蓄積された知見を活かしながら、今後の廃止措置に適した運用方法や技術基盤を再構築していくことが求められています。
こうした背景から、クリアランス制度の仕組みづくりや技術検討を担う体制を強化し、長期にわたる廃止措置プロジェクトを着実に推進していくため、新たなメンバーを募集しています。
4.魅力・やりがい
本ポジションは、原子力発電所の廃止措置を支える重要なテーマに携わりながら、専門性と事業インパクトの双方を実感できる仕事です。技術検討だけでなく制度運用や関係者調整まで幅広く経験できます。
・廃炉分野における廃棄物管理や放射線測定評価の専門知識を習得できる
・社内外の専門家との協働を通じて最新の技術知見に触れられる
・大規模な廃止措置プロジェクトの一員として社会的意義の高い業務に携われる
・改善提案や企画が業務運営へ反映されやすく、成果を実感しやすい
・出張や情報収集など、自ら企画して行動できる機会がある
クリアランス制度の活用は、廃止措置の円滑な推進だけでなく、資源の有効活用や循環型社会の実現にもつながります。また、業務プロセスの標準化や改善に取り組むことで、安全性と業務品質の向上にも貢献できます。
5.キャリアパス
以下のようなキャリアパスを想定しています。
短期(1〜3年):
原子力発電所の廃棄物管理部門の担当者として,クリアランスの仕組みの構築,社外関係機関との業務調整,技術検討に取り組んでいただきます。これらを遂行するために,原子力発電所内の現場にも出向き情報収集・実態把握を進めていただきます。クリアランスの検討に係るプロジェクトにも携わり,工程作成や進捗報告等を通じてプロジェクト管理スキルも身につけていただきます。
また,放射性廃棄物でない廃棄物の現場運用や構内保管品管理の定型的な業務も経験いただきます。
中期(3〜5年):
原子力発電所もしくは本社廃棄物管理部門のチームリーダー(係長)として,クリアランス制度適用,現場運用に係る課題解決,チームメンバーのマネジメントに取り組んでいただきます。規制折衝,関係者との協議,業務調整などを担っていただきます。チームメンバーの人材育成も担っていただきます。
長期(5年以上):
原子力発電所の廃棄物管理部門のグループマネージャー(課長)として,グループ業務の全体戦略の検討・実行,グループメンバーのマネジメント・人材育成,緊急時対応に取り組んでいただきます。