業務内容・職責
1.業務内容
福島第一原子力発電所の廃炉事業において、ドローンやロボットを活用した遠隔作業の計画立案から現場運用までを一貫して担当します。各部門から寄せられる遠隔化ニーズに対し、作業目的や条件を整理し、安全性と実現性を踏まえた運用計画を策定します。現場では関係者を取りまとめながら、作業の円滑な遂行を支援するポジションです。
・遠隔作業の目的整理、要件確認、運用計画の立案
・モックアップ検証やリスク評価を通じた実施可否の検討
・作業前レビュー、現場での進行管理・安全管理
・異常発生時の状況把握、対応案の整理および関係者との連携
・作業後の振り返りを通じた改善活動、標準化の推進
・オペレーター指導や訓練を通じた技術継承・育成
遠隔オペレーション業務が中心となりますが、改善活動や人財育成にも関わりながら、安定した運用体制の構築と品質向上に取り組んでいただきます。
2.職責
本ポジションでは、遠隔オペレーションの実務を通じて、安全かつ確実な作業を成立させるための運用管理を担います。現場や関係部署と連携しながら、計画から実行、改善まで一連のプロセスを推進していただくことを想定しています。
・遠隔作業における計画立案、運用管理、安全管理の推進
・関係部署や協力会社との調整・情報共有の実施
・作業リスクや影響範囲の整理と上位者への提案・報告
・作業品質向上に向けた改善課題の抽出と標準化の推進
・訓練や技術継承を通じた運用体制の強化
将来的には、多様な遠隔装置や運用案件に対応しながら、オペレーション全体の高度化や組織運営にも関与する中核メンバーとして活躍いただくことを期待しています。
3.採用背景
廃炉作業の進展に伴い、高線量環境下での作業をより安全かつ効率的に実施するため、ロボットやドローンを活用した遠隔作業の適用範囲が拡大しています。こうした変化を受けて、遠隔技術の活用を専門的に推進する組織が新設され、遠隔オペレーションの活用促進と運用高度化に取り組んでいます。
現在は、設備保守や燃料デブリ取り出し関連をはじめ、さまざまな領域で遠隔作業の活用ニーズが高まっており、遠隔オペレーションの重要性は今後さらに高まる見込みです。そのため、作業計画から現場運用までを主体的にリードし、遠隔技術活用の中核メンバーとして組織づくりや運用基盤の強化に携わっていただける方をお迎えしたいと考えています。
4.魅力・やりがい
本ポジションの大きな特徴は、世界的にも前例の少ない廃炉プロジェクトにおいて、遠隔技術の活用を最前線で推進できる点です。安全性向上と作業効率化の両立を目指しながら、社会的意義の高い業務に携わることができます。
・廃炉事業の現場に直接関わり、社会的価値の高い取り組みに貢献できる
・計画立案から現場運用まで一貫して担当し、実行力を高められる
・ドローンや四足歩行ロボットなど多様な遠隔技術に触れられる
・改善提案や標準化活動が現場の安全性向上につながりやすい
・多様な専門家や関係機関との連携を通じて知見を広げられる
現場で得られた経験や改善の積み重ねが、将来の廃炉作業の標準化や運用高度化につながるため、自身の仕事の成果を実感しやすい環境です。
5.キャリアパス
以下のようなキャリアパスを想定しています。
短期(1〜3年)
複数案件の運用をリードする中核人材として、オペレーションの進行管理や関係者調整を担い、チーム全体の運用品質向上に貢献する。
中期(3〜5年)
遠隔オペレーションの統括役として、複数案件の全体最適や標準化を推進し、運用体制の強化をリードする。
長期(5年以上)
組織全体の運用高度化や人材育成を担い、遠隔技術活用の中核人材として組織運営にも関与する。